秋祭りのため帰省しました

実家の八幡神社の秋祭りのため帰りました。まわたロールをおみやげに持って帰り、好評でした。
さて恒例の神楽は、あいにくの雨模様のため神楽ドームでの奉納となりました。

子ども神楽「滝夜叉姫」に出演。
中学生の姪が滝夜叉姫を舞いました。鬼へ変化して拍手喝采をうけました。

高校生の姪は、女性だけのメンバーで「曽我兄弟」に出演。曽我兄弟の一人を演じました。
彼女は、先日バレーの試合でけがをして救急車で運ばれました。まだ。右手がうまく動かないというのに、堂々と舞いました。


悪孤伝で珍斉和尚を演じているのが、姪の父親である私の弟です。
笛吹きとともに彼の十八番です。
広島まで毎日通勤し、県外出張が多い中、がんばっています。

神楽が今のようなブームとなるずっと以前、私が子どもの頃は、「まだ、舞うのか。早く終わらないかな」と何度も同じ人が出てくる父たちの舞を見て思っていました。父たち神楽団も「まだ、帰らない。仕方ないもう一つ演じるか」と団員の家族が残る客席を見て演じていたそうです。今の隆盛が夢のようです。

地元以外から多くのファンが見に来てくれ、神楽をやりたいと地元に残ったり、遠方から入団したりする人もいます。

さらに、女性の進出がめざましいことも大きな変化です。長く男性だけだった神楽団員も
楽のメンバーに女性がいるのは、めずらしくなくなりました。

伝統芸能である神楽ですが、伝統を継承しつつ、新作演目の上演をはじめ演出や舞い、そして神楽団の革新に挑んでいることが、多くの人に支持され今日の隆盛の要因ではないでしょうか。

さて、娘が、神楽大好き人間です。
孫の2歳のお兄ちゃんもどんちっちとやります。1歳の妹も新聞の広告でつくった鬼棒を振り上げ、なんともほほえましいです。