二葉山トンネル工費増額⁉

杜撰なミスそれとも計画的なのか⁉

昨日の朝、議会へ立ち寄ると高速5号線担当の課長さんとすれ違いました。
議長や委員長への説明に訪れたとみえ、何かあるなと思いましたが、朝刊に記事がでました。

高速5号線二葉山トンネル(1,8㎞)工事の工費の見積りが、実は契約工費約200億円を上回っていました。昨日、高速道路公社による記者会見が行われたというものです。記事にあるように契約時の公社のミスとすれば、あまりにも杜撰としか言いようがありません。

これまで、ナトムからシールドへと工法を変更し、当初予定のトンネル工費は、80億円から190億円に膨らみました。契約時には、約200億円にのぼり、費用対効果も疑問視されてきたものです。
契約後の昨年、200億円ではできないと受注した大林組などのJVから指摘されたとしていますが、この夏からトンネル工事が始まったタイミングで公表するなんて、そもそも計画的かと疑いたくなります。

200億円を上回るトンネル工事の増額部分も県や市の税金投入を見込んでいるのですから、甘過ぎます。


*総事業費1000億円を越える高速5号線(4㎞)は、空港まで数分間短縮するために始めた不要不急の大型公共事業です。トンネル上部の団地住民が工事差し止め裁判をおこし反対してきました。