「暑」と「無縁社会」

「暑」が、今年の漢字に選ばれました。
(うちの母は、この夏このことを予想していました。)


学校では、子どものほうから「暑い風が来るから扇風機切ってください」と頼む異常な暑さです。

今年も子どもたちが、熱中症で病院へ運ばれました。
教室で授業中、ぐったりして保健室に行った子もいたといいます。
エアコン設置10年先まで待てません。


全国で3万人が熱中症で救急車で病院へ搬送されました。
500人がなくなり、半数が高齢者でした。

雇用がこわされ福祉が先細りする中、単身者とそうでない世帯の所得の格差も拡大しているといいます。

地縁・血縁から遠ざかる身寄りのない一人暮らしのお年寄り。

NHKが報道した「無縁社会」を自分の行く末と感じていると、若い人からも不安の声がよせられたといいます。

その「無縁社会」が今年の流行語10選に入りました。


昨年は、「政権交代」が選ばれましたが・・・。
「政権後退」と書いた新聞がありました。
経済の停滞に加え、政治の混迷が、今の閉塞感をますます増加させているような気がします。