新聞記事から

鳩山氏の「方便」発言も許しがたいですが、沖縄県民を「怠慢」「ゆすりの名人」とした米高官の発言は、占領者の立場からの侮蔑的内容。信じられません。

メア氏発言 県議会、撤回と謝罪求め抗議決議2011年3月8日

メア氏発言の撤回、謝罪を求め抗議決議を可決した県議会=8日、県議会
 前在沖米総領事のケビン・メア国務省日本部長が「沖縄の人はごまかしとゆすりの名人だ」などと発言していた問題で、県議会(高嶺善伸議長)は8日午前、2月定例会の本会議で、クリントン国務長官とルース駐日米大使らへの強い抗議と、メア氏本人に発言の撤回と謝罪を要求する決議を全会一致で可決した。 先だって行われた議会運営委員会(大城一馬委員長)では、抗議決議を高嶺議長自ら県議会代表団を伴って上京し、ルース大使と会談し、直接手渡す方向で調整することが確認された。 【琉球新報電子版】


教員の不祥事が相次いで報道される中、(それ自体は言語道断ですが)教員を追い詰めるこうした背景をもっと報道してほしいと思います。


<公立小中教員>「非正規」最多の15%に 人件費抑制で
毎日新聞 3月8日(火)11時27分配信


全国の公立小中学校の正規教員と非正規教員の推移

 公立小中学校の教員のうち、常勤や非常勤講師の「非正規教員」が今年度10万9000人となり、教員全体の15.6%と過去最高になったことが文部科学省の調査で分かった。人件費抑制や少人数指導のため、各自治体が給与水準の低い非常勤講師らを年々増やした結果で、学校現場の6〜7人に1人となる計算だ。非正規教員は、期限付きで雇用が不安定な上、研修不足や長期的な視点での指導がしにくいなど、教育の質の低下につながる恐れも指摘されている。