原発の危機収束に、内外の知恵をあつめて

チェルノブイリ原発事故と同等のレベル7という重大な事態に陥いった福島原発
チェルノブイリ原発の数十倍の放射能の総量があるそうです。
今回の事故でチェルノブイリの1/10の放射能が、大気中に放出したといいます。

今日、10日で収束したチェルノブイリに対して半年以上かかるという工程表が発表されました。

東電が、記者会見していました。
しかし、この方法で本当に可能なのでしょうか。

というのも
今日の中国新聞に、原子力安全委員会の委員でありながら会議に呼ばれてもいない専門家が少なくないという記事がありました。

今や世界が注目する「フクシマ」。
国の内外の知恵を集めてと誰もが思うこの重大事故に、国内の専門家でさえ総動員されていないとすれば、政府や東電の対策や対応への不信感がつのります。 



一方、「フクシマ」の危機に対してドイツなどは、原発稼働延長を決めていましたが、方針転換を発表しました。
放射能の残酷さを身をもって体験している日本政府が、後手後手と批判されるようでは情けない限りです。