「世界に誇れるまち」と言えるのか!?子どもや障害者・高齢者事業をバッサリ!

昨日の厚生委員会で、事務事業見直し中間まとめと地方条例化の概要がしめされました。35事業の見直しのなかで、14事業が健康福祉局とこども未来局関係で突出しています。
わずか、30分の報告で意見をというのは、乱暴なやり方で、再度厚生委員会を開くように提案しました。他の委員からも同調する意見が出ました。

遅れている子どもの医療費無料化も、対象年齢が、政令市の中でも県内でも最低の中で、拡大も、一応検討するが、なおざりで、まず、自己負担金を増やすことや所得制限を下げるなど、削減ありきです。
人材確保のための福祉施設の職員給与改善補助や低所得者のための国保の窓口一部負担金減免制度など他都市より優れた制度は、もうやらないとしています。
ひとり親家庭の医療費無料化制度も一部自己負担をもとめるといいます。
ダブルワークで働いても、両親がいる世帯の半分しか収入がない、母子家庭の深刻な生活実態をしらないのでしょうか。
国による年金削減など福祉の切り捨て、出口の見えない不況の中で、弱者にしわ寄せが及ぼうとするときに、福祉サービスを削減しようというのですから、信じられません。
市長の掲げる「世界に誇れるまち」は、看板倒れです。