今年度初の厚生委員会開催

 6月議会で委員会のメンバーがかわりましたので、7月の委員会は、所管事項と請願の現況報告がありました。
 今日は、請願としてだされている問題について、質疑ができるので、質問をしました。
健康福祉局と子ども未来局への請願は、1件を除いてすべて私たち共産党議員が紹介議員です。
 こどもからお年寄りまで事務事業見直しと言って、サービスを切り捨てる計画が、昨年出されて多くの団体が、請願を行いました。
今日は、改悪の検討をすすめている事業について、検討状況を聞きました。
 子どもの医療費に所得制限を引き下げ、負担回数を増やす事については、医師会からも反対の声があがり、慎重に検討するといいます。
 高齢者パスピー削減は、他の制度を検討してから進めるとしました。
 高齢者・障害者施設の職員給与改善費は、あくまで実施したいようです。
 遺児福祉手当も他の支援策をすすめて、廃止するとしています。
 住民のための進んだ制度を改悪し、悪いほうに右ならえするこうした動きを許さない共同の運動を広げていかなくてはいけません。

 次にふくしま第二保育園廃園問題について、聞きました。
あくまで、地域への理解は、環境整備特別委員会に対して行うという姿勢でした。食肉市場への移転は、公立としてというのが約束だ、そうした地元住民の声が、廃園反対の請願となったことを受け止めるべき。環境整備特別委員会がだした、移転する際は、自分たちがかかわる民間法人へ委託するようにという要望書に見られるように、利益誘導のこうした問題のある団体を窓口にするべきでないと求めました。
 先週、ふくしま第二保育園保護者会が、広島市からの説明会に厚生委員会の議員を招待し、私も参加しました。豊島議員も参加。
 保護者からは、廃園の理由がない、納得できないという声が口々に上がりました。
待機児がいるのになぜ中心地にある保育園が廃止なのか、老朽化と言っても建物の上部にある市営住宅は、今すぐどうこうということではないと建築課が説明しています。

こうした保護者会でのやり取りを紹介し、保護者の理解を得ず、今年度末の募集停止を行うのかと聞きました。「理解を得るように努力する」「方針は変わらない」という一転張りでした。
 これでは保育行政への不信が広がるだけです。