広報委員会視察に大津市と富山市に行きました。

広報委員会視察に大津市富山市に行きました。全国市議会議長会で議会だよりが、優秀な成績をおさめたということで、大津市富山市の議会広報の取り組みを学ぶために、両市を訪問しました。

大津市は、京都から10分、比叡山のふもと、琵琶湖に面した人口34万人の町。
市民アンケートを実施し、市民の声にこたえた紙面づくりに努力されていました。
そして、議会だよりもさることながら、ホームページにトピックスコーナーを設けたり、議会の審議過程を速報としてメール配信をおこなうなど、インターネットの活用が、大変進んでいるという印象をもちました。テレビの活用も行われ、データ放送で、議会だよりが、見られるようにしています。

インターネットの活用という点では、広島市が、YouTubeで見れるようにしていることに、大変関心を持たれたようです。

続いて、大津を後にして、京都からサンダーバードで、富山市へ向かいました。県域の3割を占める人口42万の町です。「先用後利」の置き薬商法・越中富山の薬売りでも有名です。

富山市は、ユニバーサルフォントという視覚障害者に配慮した文字を使っています。この点は、参考になりました。

今年は、議案への態度が掲載されていないとの厳しい意見を受けて、入賞とならなかったようです。富山では、質問者が掲載されていないこともあり、議会質問の在り方など、大いに意見交換しました。

富山市大津市と同じくA4版の様式です。自治会による戸別配布を行っています。
広島市もA4版という声が、ありますが、新聞折り込みなので枚数が増えると予算がかさむといいます。新聞離れや自治会加入の低下のなかで、どのような配布方法をしていくのか頭の痛いところです。

広報紙をとおして、議会の姿が浮き彫りになります。質問のやり方など、それぞれで千差万別ですが、議員一人ひとり平等に行う大津のやり方に刺激を受けました。

車窓から見えたお城。帰りは、雨に見舞われましたが、涼しくなりました。今日から、富山は、風の盆の前夜祭だそうです。
白海老やます寿司なと、北陸の海の幸山の幸に舌鼓を打ち、風の盆に後ろ髪をひかれながら、帰広しました。