中区9条の会結成のつどい

6日夜の広島弁護士会の赤い旗が、ひるがえる原爆ドーム前での秘密保護法反対の大集会。マスコミの代表の「たとえ、法案が通っても、ひるまず読者に伝える」という決意表明に大きな拍手が送られました。1000人のデモ行進が「戦争の始まりは、ヒミツから」「憲法を守れ」と、繁華街を歩きました。市民の自由と民主主義をまもれの大きなエネルギーを体感しました。翌7日は、中区9条の会結成の集まりがありました。

強行採決は「安倍政権の終わりの始まり」その第一歩を爆心地中区の会の結成で記すことになりました。

宗教者のかたも賛同者となっておられます。大変ユーモラスな語り口のなかで、あの忌まわしい戦争の過ちを繰り返してはいけないという強い思いを訴えられました。

新進気鋭の中村弁護士が、「壊憲をねらうアベノミクス」として秘密保護法の問題を改めて話してくださいました。

「これほど、政令で決めるという文言が多い法律はない」「第三者機関をつくるなどというが、法律に書いてあるわけではなく、これから官僚が決めていくということ。歯止めにならない」と政府の恣意的運用の問題を指摘されました。
違憲立法審査権を使えるという意味は?」との質問に「逮捕・起訴など実際に起きたら、裁判で争うということだ」と応えられ、「施行されないような世論を引き続き、高めていくことが大事」とお話に、憲法違反の法律を適用させない運動の継続をあらためて痛感しました。

自民党関係者は、「年があければ、国民は忘れる」こんな暴言を吐いているとか。
「私たちは忘れない」この決意を固めることができました。