「NO!戦争法案」集会に1100名!

広島県弁護士会主催の戦争法案反対の集会が、原爆ドーム前で行われ1100名が集まりました。
デモ行進の先頭を歴代会長が立ち、80人を超える弁護士が参加していると報告されました。

法律家が先頭に立って反対しているのは、頼もしい限りです。
憲法や国の在り方を大きく変えようかという重大な法案なのに、中味も根拠もまったくでたらめですものね。


憲法学者の99%が違憲だと表明しているのに、弁護士バッチのつけた自民党副総裁は、
「学者の言うことを聞く必要はない」と聞く耳を持ちません。
反論として「最高裁が法の番人」だからと「砂川最高裁判決」をまたぞろ持ち出しましたが、
これも昨年同様に「牽強付会」と一蹴されました。
また、具体的に「衆参的自衛権を認める安全保障情勢の変化とは何か」と問われても答弁不能になり、
立法の根拠が示せません。


ウソが言えない中谷防相は、「法案に合わせて憲法を適用させた」と答弁して、撤回を余儀なくされました。
これが本音でしょう。
安倍首相は、外国に出かけては「法の支配」「法治国家」を連発しますが、自国の憲法破壊の主犯格ですから、法を語る資格なしです。


若いママたちは、かわいいイラストのデコレーションをいろいろもっていました。
アピール上手ですね。


私のうちわです。
「安保条約の時も戦争になると反対したが、戦争にならなかったじゃないか」
と安倍首相は開き直ってこういいました。これには、ほんとに頭に来ました。
憲法9条があり、平和を願う国民の運動が、戦争を防いできた、平和を守ってきたと思うんです。


石井百代さんの歌の元は、戦争法案のところが「徴兵制」でした。
福田首相時代、有事法制の検討が行われるという時に、抗議して歌ったものだそうです。
「牢」なんて言い方は古めかしく、作者は私の祖母くらいの年代でしょうか。

かわいい孫たちの未来に戦争法案はイラナイ。
息子が戦死した亡くなったひいばあちゃんの願いもうちわの言葉に込めて
「戦争法案、反対!」