原爆訴訟ヒロシマ勝利報告集会に参加しました

 およそ20万人の被爆者の中で、わずか1%の方しか認められてこなかった原爆症認定・・・。

 白血病やガンに苦しむ被爆者の多くの方が、原爆症と認められていないのはおかしいと病をおして原告となって、国を相手に裁判を各地でおこされました。

 医師・ケースワーカーや弁護士そして核兵器をなくしたいと願う多くの市民に支えられて勝利判決が相次ぎ、とうとう国の認定基準を見直させました。




 わたしは、中区のホテルでおこなわれた「報告集会&パーティー」に5人の広島市議と3人の候補者の一員として参加しました。

「裁判には負けてもいい。核兵器をなくすのに役立てれば」と弁護団に語られていたという原告・被爆者のみなさんの言葉に胸が熱くなりました。




 会食が始まって、政党や国会議員があいさつ。

 山下よしき参議院議員(大阪)が日本共産党を代表してあいさつをしました。

≪先の選挙で仁比そうへいさん(中国・九州・四国)を落としてしまった(__)から近畿からきてくださったのか・・・≫

 せっかくのヒロシマだからと小学3年生の息子さんと原爆資料館を見学され、あの日の悲惨な情景を目に焼き付けてきたと語られました。


 さて、自民党は前職の衆議院議員があいさつしましたが、民主党の2人の現職衆議院議員は、会食前に帰られましたので、あいさつはなし。


 認定基準の見直しはなされましたが、実際の原爆症認定は十分進んでいないという状況にあるといいます。再び裁判をという動きもあるためか与党・民主党の議員さんは、口をつぐんだまま帰られてしまいました。

 政治の力で前にすすめてくれないのか、昨年の政権交代は、なんだったのかー

 被爆者・原告のみなさんの声にどうこたえていくのでしょうか。