事業仕分・・・基町住宅整備を「一部の住民に偏った税金の使い方」と仕分人の発言   (`´)

 

 今日は、事務事業見直し検討委員会・通称「事業仕分」を傍聴に行きました。
 仕分の対象になった基町市営住宅整備事業です。
単身用を二つ合わせてファミリータイプもつくられています。

仕分人の方から「一部の住民だけが利益を被るのはおかしい」「民間の賃貸の部屋があまっている。」「(公営住宅を充実させることは)民業を圧迫することになる」
「一等地に安い家賃で入居できる住宅をおいておくのは、もったいない」
 ”公営住宅不要”と言わんばかりの仕分け人のかたの発言に唖然としました(`´)。
 
 戦後復興を支えてきた被爆者や高齢者のよりどころである基町。中国新聞にこの夏、基町の戦後が連載されていました。これをぜひ読んでほしいと思います。
 

 そもそも、公営住宅が足りないから多くの待機者がいるのです。
(わたしの知り合いの母子家庭の調理員さんも何回も抽選落ちです)

 民間の高い家賃の住宅の空きがあるのは、公営住宅があるからでなくて、経済不況や雇用不安の中、若い人の結婚や独立が阻まれているためではないでしょうか?




日韓併合100年を考える」学習会が開かれ、メモリアルホールに行きました。帰りにドームが何ともいえずきれいなので、シャッターを押しました。