江波に建設予定の広島南道路の説明会に参加して


午後7時前の江波港の様子です。右中央奥に見えるのが橋脚です。
江波の通りは、おさん通りにカキうち通りや気象館通りという産業や文化に根差した名前が、つけられています。
港を中心に伝統行事を残し伝えてきた町のド真ん中を平成25年開通を目指して広島南道路(高速3号線/高架道路、国道2号線/平面道路)が東西に走り、町は南北に分断されてしまいます。


シュミレーション映像などで説明。

交通量の下方修正と財政難のため06年の計画変更で、高速3号線(高架)で江波にはランプ(西向きに降りる出口/30億)がつかないことが問題にされ、約束違反が多すぎると批判の声があがりました。
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天満川河川敷の堤防を、南北の通路として使ってほしいとの説明が当局からありました。。
台風の時どうするのかと住民から指摘されました。


大きな道路ができると車が増え、その周辺道路にも影響してきます。
そのため、周辺地域の道路の整備も要求しています。


町を分断し、町並みを壊す南道路建設計画。
今、9割方、立ち退き交渉が進んでいるといいます。
住民のみなさからは、長い横断歩道をお年寄りや小学生が安全に渡れるのか。
南北に移動しようとしたら今までの何倍も不便になるなど、町のど真ん中に計画されているがゆえ、不満が噴出しました。

住民との対話の場を設置して、町並みづくりにも、取り組むことが表明されましたが、担当課が参加していないのでは本気かどうか疑わしいとの声もあがりました。

私は、初めて南道路問題に関わり、住民のみなさんの声を聞きました。
皆川議員から14年前に計画が持ち上がり、住民の反対運動を経て今日があることなどを教わりました。
住民のみなさんの江波への深い愛着を感じるにつけ、町並みを壊すコースでなくてはいけなかったのかと残念でたまりません。
住民のみなさんを苦悩させるような行政を進めさせてはいけないと心に誓いました。
今後は、立ち退きの十分な保障や住民とともに新たな町づくりにどう取り組むのか、行政の姿勢をしっかり監視しなくてはと思いました。