”米つくってめし食えない”〜農家の悲鳴〜

今日、決算委員会で紙智子参議院議員が質問。
米価暴落へ対策として、政府の米買い上げを要求しました。
現在170をこえる地方議会で米の買い上げを含めた緊急対策を求める意見書が上がっており、JA中央会も要望しているといいます。

”米つくってめし食えない”

紙議員は、120円のペットボトルの水より「米の方が安い」、農民の労賃は、最低賃金(平均720円)の半分にもならないことを明らかにしました。
これでは、コメ作りに未来はなく、安心安全なな食料を日本の大地からという消費者のねがいにも逆行すると政府に迫りました。
それにしても、自公政権でさえ買い上げをして価格を支えたといいます。
個別所得補償が米価暴落に拍車をかけたとさえいわれているのに、暴落する米価への対策はできないとは情けない!

我が実家も中間産地でコメを作る兼業農家です。
跡取りの弟は、「コメ作りは、道楽以外のなにものでもない」と自嘲します。
農機具だけでも数百万円かかり、収入はその支払いに消えてしまうのが実態です。
父たちの世代は、「先祖が大切に守ってきた田畑を荒らしてはいけない」その一念で頑張ってきました。

しかし、このままだとあと30年後には、集落の半分が耕作放棄地になってしまいます。


急いで、日本農業と食料の未来を切り開いてくれるのは誰なのか伝えていかなくちゃ。