自治研In岡山に参加


オープニングの子どもたちの踊りです。

地方自治研究集会に、広島から2台のバスがでました。

基調講演の元イラン大使孫粼氏の「日米同盟の正体」は、自衛隊が安保条約を超えた任務を負わされている一方、アメリカに守ってもらう「抑止力」が虚構であると暴きます。
領土問題でもアメリカは、「竹島」は韓国領、「尖閣」については中立という立場であると明かし、会場からどよめきが起きました。


ナイター講座は、神戸大学二宮先生が民主党の「地域主権改革」を徹底批判されました。
国は、防衛・外交、道州は、公共事業、市町は福祉事業という役割分担していくことが、憲法に規定した社会福祉への国の責任を放棄するものだと指摘されました。

おもしろいのが、新子どもプラン策定者の民主党国会議員とシンポで議論をかわしたときのエピソードです。
議員は「保育所と幼稚園では、小学校入学時の情報提供に違いがある」などわけのわからない理由で幼保一元化を主張。
追求に対して児童福祉法のイロハも知らない机上の空論を並べているだけだったとあきれていました。


官僚抜きの政治主導がもてはやされていますが、冷静に考えれば実態を知らない議員が、現場を無視した空論を並べ立てているとしたらとんでもないことです。

保育所を解体して被害を受けるのは、子どもたちなのですから・・・!