住民の命守る信号機設置に50年!?

 光南の交差点で一方通行をやめて年間数回の接触事故がおき、ついには、衝突を回避するためによけた車が店舗に突っ込むという事故が昨年2件発生したという声を聞いて現地へ。
「幸いお客さんがおられなくてよかったです」
「とっさに逃げて助かりました」と被害をうけたお店のかたは、当時の様子を語られました。
話を聞いている間にもスピードを落とさず通過する車が後をたちませんでした。
 住民のみなさんも信号機を設置して安全な交差点にしてほしいという署名も集めて中央署に提出されているといいます。
信号機設置は警察の仕事ですが、その後の経過を中区役所に報告をもとめました。

中区役所より回答
中央署に信号機設置要望について経過説明をもとめました。
 「信号機設置要望は、もっともで必要であると認められる。しかし、今年度は無理。来年度の予算に要望するが、中央署管内で1カ所くらいしか予算がつかないので先の見通しは言えない」との回答でした。
 広島市としても信号機の増設は、来年度予算の重点要望事項として広島県に要望しています。

調べてみたら交差点の事故の死傷者の約半数が、信号機の設置されていない交差点での事故でした。
交通事故防止のためにも信号機設置は、必要不可欠です。

ところが、驚きました。
広島県より広島市には年間5カ所程度しか予算が配分されていません。 
(中央署管内では1カ所)
この調子では、今要望されている260か所に設置されるまで50年かかってしまいます。

信号機の値段は、1機2000万円するといいます。
住民が反対している800億の二葉山のトンネル工事やめたら、すぐにできるんではないでしょうか。