原発講演超満員!

6月11日は、市内の会場がとれずに廿日市のさくらぴあになり、どれだけあつまるかを心配していましたが、900名の参加者があり、うれしい誤算でした。
講師の吉井衆議院議員は、福島原発の事故が起こる前から、自然災害で電源装置が壊れたら重大事故につながると原発の危険性を警告してきた第一人者です。外国紙からの取材などマスコミで注目されている「時の人」の話は、期待通りでした。

プラントメーカーにゼネコンやメガバンクをはじめ「原発利益共同体」が生れ、この利益第一に政・財・官・学の癒着構造が築かれてきました。
安全対策も、コストとして削られ「安全神話」が誕生したといえます。

原発利益共同体」につながる組合や会社からの献金で動く政治屋
原発を推進しながら安全規制もおこなう矛盾した原子力行政を担い、のちに関連財団法人などに天下る官僚
これに電力会社のひも付きになった学者やマスコミが「安全神話」をまきちらす。
それを信じ込まされて電力会社の寄付金や原発交付金など札束攻勢で原発中毒にされてしまった財政力の小さい過疎の町が、取り返しのつかな不幸を背負わされたのです。
福島原発事故を生んだ「安全神話」をつくりだし構造を学びました。

地震列島日本に原発は、ありえない」
あらためて福島の事故をおこした国として教訓にするべきです。

福井県小浜市議会は9日、期限を定めて原子力発電から脱却するよう国に求める議員提案の意見書を全会一致で可決しました。
お隣山口県でもこうした動きがひろがっています。
「被ばく者は、私たちを最後にして」と訴えて核廃絶をもとめてきたヒロシマこそ声を上げるべきですね。