生活保護と滞納差し押さえ

昨日は、生活と健康を守る会、今日は、税金滞納の差し押さえ問題での交渉に参加。
東区では、就労意欲がないと保護を打ち切った事例があり福祉事務所と交渉。
あってはいけないことと答弁があったといいます。
一方、今日は、画一的で無慈悲な差し押さえ。取引先の倒産で税金が払えず、滞納。1年の返済計画ができなければ、売掛金や従業員の給与も差し押さえるというものです。
息子も来年は、就職するので、返すと言っても法律だから1年で返せと迫る。
「死んで保険金で返す」というと「保険も解約して返済にまわせ」といわれたとのこと。ひどすぎます。

500億を超える歳入不足が予想される中、生活保護の増加があたかも主要な原因とでもいうような新聞記事がありました。収納の強化と言って差し押さえが6倍を超えて急増しています。
営業も生活も厳しい中で、就職や滞納返済にむけて親身に相談に乗っていくのが、本来の自治体職員の在り方ではないでしょうか。

中小業者を応援する施策をしながら、一方で差し押さえて商売つぶすようでは地域経済もよくなりません。