ミルクからセシウム検出!?

粉ミルクからセシウムが30ベクレル検出されたという事件が報道されました。
汚染された大気が、工場内に流れ込んだのが原因だろうとしています。
食品の専門家は、暫定基準値200ベクレルに達していないから大丈夫と答えていました。
保護者はとても納得できない答えでしょう。

これまで、検査をしても、今の高い暫定基準では安心できない、あらためてほしいと多くの声が上がっていました。
こちらは、年間許容被ばく量を5ミリシーベルトから1ミリに下げ、新基準を決めようとしています。
厚労省文科省で40ベクレルという子どもへの基準を給食に当てはめるとかしないとか一体どうなっているんでしょうか。

一方で、今回の検出は、メーカーが、消費者から情報を得て検査したということです。
自主検査で、暫定基準値さえも上回る数値がでて、出荷停止が相次ぐお米などの状況を見ると食品の放射能検査は待ったなしだと思います。
検査されて安全なら、消費者も安心して購買できるのではないでしょうか。

12月議会にも食品の検査について請願が出されています。
子どもをかかえた保護者のみなさんの不安に寄り添う行政が求められています。