米大統領候補、税金負担少ないと批判浴びる

chikamatsu_satoko2012-01-25

ホテルの近くに大久保利通像がありました。
NHK朝のニュースをみていたら、米大統領候補のロムニー氏に税金負担少ないと批判が起きていると報道しています。対立候補ネガティブキャンペーンの影響もあるかもしれません。
しかし、1%の人が40%の富を独占している超格差大国アメリカ。「われら99%に」と呼び掛け、格差社会を変革しようという大きなうねりが背景にあることは、まちがいないでしょう。
欧米では、富裕層への課税にのりだしたといいます。
日本では、9%の富を1%のひとが占めているという記事がありました。アメリカに比べ少ないけれど、占める富の割合は、どんどん増えているといいます。
役員報酬の高額化や株式譲渡益などの減税でお金持ちが、増えていることには、ちがいありません。
大震災からの復興、超高齢化社会の課題を自己責任論ではなく、福祉国家への転換の中で解決していくべきではないでしょうか。
そのためには、富裕層への課税や抜本的に累進課税を強化して、所得に応じた負担をもとめる税制改革が必要です。
生活費に課税し、所得のない人にも負担をもとめる消費税は、やっぱりだめですね。
さて、今日は、北九州の高齢者と子育て支援、それぞれの取り組みの視察です。
まもなく、さくらで小倉に向け出発です。