「被爆者援護でなく、切り捨て行政ですか」不当な線引きに抗議。


昨日、救護被ばくの手帳申請の却下は、不当とする申請者と援護課との交渉に同席しました。
自宅で、被爆者を救護していた母親にせおわれていた妹は、認定され、手伝っていた姉は、証言者の証言が、要件の証明にならないことを理由に却下されました。
妹さんは、甲状腺異常で「放射能の影響」といわれています。お姉さんも皮膚炎や口内炎に悩まされてきました。
救護を受けていた被爆者の衣服などに付着していた放射能を、何らかの形で吸い込んで内部被ばくしていたということが想像されます。
「”5人以上に直接接触していない”という証明ができますか」
要件を機械的にあつかう対応は、被爆者救済を狭い範囲にとどめ、福島の放射能被害を小さく見せて、切り捨てる国の姿勢への追随ではないでしょうか。