ギリシャでは、高齢者が、日本では、若者が自殺。


ギリシャでは、財政再建の名のもとにすすめられてきた国民生活犠牲の緊縮財政に抗議して、年金生活の高齢者が、拳銃自殺したといいます。
さきの総選挙では、こうした政治にNOの審判が、くだされました。
同じことは、フランス大統領選挙でもサルコジ氏の敗北につながりました。
日本では、過酷な就活によって、若者の命が絶たれています。
何百社と全国を新幹線を使って移動し、面接をするという話も聞きます。
それでも、就職が決まらない・・・。自分を責めて苦しむ若者の姿があります。

二人に一人は、非正規社員という中で、やっと手にした就職。
ここでも過労死を生む労働環境の中で、若者が、絶望の淵に追い込まれていることが、浮き彫りになりました。


新自由主義が、労働分配率を引き下げ、富の配分が、富裕層に集中して格差が広がっています。
それなのに、政府は、財政危機をあおり、低所得者に消費税という重税を課そうとしています。

ギリシャのようになる」というのは、うそとごまかしがあるというデータを国家公務員の労働組合が示しています。

国家公務員の新規採用を6割削減し、政府自ら雇用と経済に打撃を与えようとしています。
日本の若者の明るい未来を示す展望を語らなくてはいけません。
そのために、「富裕層をこれ以上、甘やかすのはやめよう!」