「発達障害は、伝統的な子育てで予防できる!?」大阪維新の会市議団の家庭教育支援条例

集団や人ごみの中で、突拍子もない行動をとり、発達障害の子どもたちは、周囲から白い目で見られることもありました。
その視線をあびた発達障害の子をもつお母さんたちは、わが子の行動も理解できず、周囲からも責められ、どれほど悩み、苦しんだか・・・。
クローバーの会(親の会)のお母さんから、うつになり、自殺した母親もいると聞きました。
そんなお母さんたちの傷口に塩をぬるような条例案に、怒りがこみ上げてきます。 
今では、発達障害は、しつけができていないせいでも親のせいでもない、脳の偏りによるということがわかってきました。
科学的な見地も無視して、「伝統的な子育ては、万能」と説く意図は、いったいなんでしょうか?
家庭教育にも、「強制」を強いようというのでしょうか。