黒い雨拡大・国保問題で交渉

12日、黒い雨地域拡大を求めた広島市健康被害調査報告に対する検討会での結論が、7月には示されるという最終段階にきました。
しかし、被爆者と同じような健康被害で苦しんでいる黒い雨被害者をまたしても切り捨てようという中味です。
検討会では、広島市の調査を65年前の記憶だから、疑わしいという暴論まで飛び出しました。科学的根拠をと医学的データをしめせ、放射線をしめせと67年たってそれを被害者に証明させようというのですからむちゃくちゃです。
検討会に何らかの抗議の意思をしめすべきと申し入れをしました。
仁比さん、石村さんが同席してくれ、励ましてもらいました。 

また、13日は、住民にとって命を守る砦・国保制度について、一部負担金減免制度の改善や高すぎる保険料の引き下げをもとめて交渉しました。
広域化や旧但し書き方式への移行という命を守る制度を崩す動きが加速しています。これに対して、広島市が住民福祉の機関としての役割を果たすのかが問われる重大な局面です。
「救われる命が奪われることがあってはならない」
この声を大きくしていくときです!