被爆者支援ネットの講演会〜被ばくと補償〜


広島の被爆者の証言活動も体験し、研究されてきたという直野先生は、若い美人の研究者。理路整然としかも熱く語られました。

被爆国日本でなぜ、原発事故が起きたのか・・・」
原発事故後、テレビで外国の若者が不思議そうにたずねていました。
被爆国でありながら、原発安全神話にどっぷりつかっていたのか。

戦後、日米安保体制下、核の傘に入り、アメリカいいなりの日本政府。
補償についても、最少限にとどめ、被ばく者を切り捨ててきた被爆者援護行政が、そこにあります。
今また、原子力産業の保護の名のもとに、原発被害者が被害を受忍させられることがあってはなりません。

原発事故と原爆の被害や責任の所在などは、多くの違いがあるとしながら、
被爆者運動から導かれることは、事故の責任の明確化と被害の補償、そして、二度と同じ過ちを繰りかえさないことであるといいます。

今日、政府は、大飯原発の再稼働を決めました
安全のレベルも福島原発事故前に逆戻りです。これでは、福島の原発被害者も被爆者も納得できません。