震災復興予算で、自衛隊パイロット操縦訓練費?

被災者も、納税した国民も知らない間に、こんな使われ方が決められているとは・・・。
赤旗しんぶんより
東日本大震災の被災地復興対策として計上された復興特別会計予算で、防衛省が、復興とは無縁な戦闘機の操縦士訓練教育や、被災地とは関係のない自衛隊駐屯地の浴場の建て替えなどに支出していたことが、本紙の調べでわかりました。復興財源は所得税と住民税の増税で確保するだけに、厳しいチェックが求められています。

 防衛省の復興特別会計予算は、2012年度が1136億1000万円、13年度概算要求は1606億5900万円にのぼっています。

12年度予算には、F15、F2戦闘機のパイロットをアメリカに派遣して委託教育、養成する経費として約14億4000万円が計上されています。

 なぜ復興予算を使って操縦訓練なのか―。防衛省パイロットの教育、養成を行う松島基地が水没してできなくなったからだ、などと説明しています。

被災者を直接支援する予算こそ必要です。