公立保育園耐震化計画〜原保育園は、民間移管しないと耐震化しないの? 〜

 昨日の厚生委員会で、公立保育園の耐震化計画が示されました。

89園中、75園は、平成30年までに耐震化するというものです。
私たちも市長に直訴し、みんなの念願の要求実現です。
さた、計画から外れた14園というのは、耐震性がある9園、市営住宅と合築の施設(ふくしま第二、江波第二)、認定こども園になる予定の阿戸、幼稚園と合築の大町第二、民間移管して建て替えるという原保育園です。今回の計画にない保育園もそれぞれ、他の施設との兼ね合いがあるでしょうが、急ぐべきです。

この中で、疑問に思ったのは、原保育園です。
もう民間移管に保護者も納得されて、決まったのでしょうか?
ひまわり保育園の不正問題を放置してきた市への不信から、移管に賛成できないという態度だと聞きました。
すでにすませた耐震診断では、レベル5、今回3クラスに分けていますが、すぐにとりかかるAクラスではないといいます。急がなくてはならないことには、かわりありません。
もし、保護者が民間移管に同意されないとなれば、建て替えもしない、となれば、耐震化もしないということでしょうか。

市の答弁では、耐震化については、保護者に話してはいない。
監査体制が理解をえれば、移管に同意してもらえるという口ぶりでした。
最後は、すべての園で、平成30年までには、耐震化したいという答弁でした。

耐震化したければ、民間移管に同意せよということになりはしないか、子どもの安全を人質にして、民間移管を迫ることはなりません。