ウイーン核兵器の非人道的影響国際会議で、日本大使が仰天発言!
今日から一般質問です
昨日、ウイーンの国際会議で日本大使の仰天発言報道が飛び込みました。
明日の質問に間にあいませんでしたが、抗議の意を表したいと思います。
朝日や中国、赤旗報道によると、ウィーンで開催された「核兵器の人道的影響に関する国際会議」の席上で、8日、日本の佐野利男軍縮大使が、「本当に被爆国の大使か」と耳を疑うような発言をしたといいます。
パネリストが「核爆発は、壊滅的な被害が出る」「核爆発後の市民の救出は不可能」という見解を述べたことを受けて、質疑に立ち「核爆発の影響を悲観的に考えすぎる。対処できる。前向きに見てほしい」と発言したというのです。
まるで、核戦争を想定して、その備えは可能で、やるべきだといわんばかりです。
核兵器の安全神話でも作ろうというのでしょうか?
核戦争を防ぐためには、核兵器をなくさなくてはならないという方向に向かう国際世論に水を差し、参加した被爆者からも怒りと失望の声が上がっています。
今回初めて核保有国のアメリカ、イギリスが参加しましたが、禁止条約などの法的枠組みを巡って他の参加国と対立したといいます。
大使の発言は、核保有国を擁護する立場ととられてもしかたありません。
これでは、被爆国の軍縮大使を名乗る資格はありません。
中国新聞
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=38893
しんぶん赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-10/2014121001_07_1.html