6月議会が、開会しました。(市長市政方針/米軍機騒音について申し入れ)

今日は、市長の施政方針が示されました。
「200万人広島都市圏構想」なるものをぶちあげました。
国の「地方創生」に従って「連携中枢都市圏制度」を活用した施策を展開するつもりのようです。

「北は、島根方面、南は愛媛方面へ圏域の拡大を・・・」
「市域を超えて費用負担もいとわず・・・」
市域を超えた行政は、本来、広域行政の広島県の役割ですが、
この指とまれで、圏域に入ったら、周辺市町はどうなるのでしょうか。

いづれにしても県をなくして、州都になることを見越しての構想ですね。

市内も「デルタ市街地」「デルタ周辺部」「中山間地・島しょ部」というエリアにわけて、中心部は、施設の集積を進め「中四国のエンジンとなる」と力を籠めます。
「立地適正化計画」をたてて集約型都市構造を実現させるとしています。
中心部以外は、一体どうなるのでしょうか。

これらの記述で13ページの大半をしめましたが、自治体の住民福祉の増進としての本来の仕事は、なんと具体性の乏しい、新味のないことでしょう!


さて、市議団は、先週、市内各地で住民から苦情があった米軍機の騒音について、市平和推進課に申し入れをおこないました。

エリア567という山口から島根にいたる飛行区域が明らかになり、低空飛行による騒音被害などが深刻です。
今後、岩国基地は、米軍の再編強化で、空母艦載機が現在の50機から2,5倍に増え、オスプレイの訓練拠点としても位置付けられています。
ますます、住民生活への悪影響が心配されます。
被爆ヒロシマとして、飛行中止を求めるように申し入れました。

(私は相談者があり、参加できませんでした)