あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます。

(もみじ作業所の2016年カレンダー)

30日から田舎に帰省し年越しをして、今日白島に帰り地元碇神社に初もうでに行きました。

元旦の朝は大霜でしたが、例年にないあたたかいお正月でした。
毎年スキー場に行くのに、今年はそんな気になれません。

実家では、20種類を超えるお節づくりに没頭し、ひたすら台所に立っていました。
(日頃の反動でしょうか!?)


さて、今夏の参議院選挙を前に選挙権を得る18歳に、NHK世論調査を行った結果がでました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160102/k10010358801000.html
「戦争を放棄し、戦力を持たないことを決めている憲法9条については、「改正する必要がある」が16%、「改正する必要はない」が57%、「どちらともいえない」が26%でした」
憲法9条を解釈改憲して、戦争法(安保法)を強行した安倍政権ですが、やはり9条の改憲のハードルは高〜い!


そんな中で、9条改憲より前に、憲法改正第1号にと「緊急事態条項」創設が狙われています。
大災害や大震災の時に、国会議員の選挙を延期できるようにするため必要だなどと言われているようです。
http://mainichi.jp/articles/20160101/k00/00m/010/070000c


「内閣は国会の制約もなく、法律と同様の命令(政令)を出すことが可能になり、国民に服従義務が発生します。有事における権力集中と人権停止が「緊急事態条項」の本質です」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-12-29/2015122902_01_1.html


このお正月に読んだ「議会と自治体」1月号の岡田知弘先生も、「戦争法で戦争する自衛隊づくりは可能になったが、国内を戦争へ動員するにはこの条項が不可欠だ」と政府の狙いを指摘しています。
「外交・防衛は国の専権事項で、地方は黙って従え!」
沖縄辺野古新基地押し付け工事の強行が、まさにこの考え方ですすめられているといえます。
地方自治破壊のとんでもないやり方ですね。

最後に、今年の政治日程です。

元旦のしんぶん赤旗は、戦争法廃止の市民連合をたちあげた「立憲デモクラシーの会」「学者の会」の上智大学中野晃一先生と志位さんの対談が、面白く読みごたえがありました。
「なぜ、立憲主義は守らなくてはいけないのか」
共産党も自己改革と自己脱皮をしよう」

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-01-01/2016010101_02_0.html

今年は、「市民社会」と野党との共闘で、新しい政治の扉をあけましょう。
私もみなさんと力を合わせて、「個人の尊厳」が守られる年にしていくために、がんばります!