広島市放課後児童クラブの待機児童は?

放課後対策課から状況説明を受けました。


今年、5月1日現在の放課後児童クラブの児童は、昨年より1001人増え、8669人となりました。


待機児童は、残念ながらゼロにはなりませんでした。

市立希望108人、民間希望4人の合計112人が利用できず保留となっています。

そのうち、29人は、1〜3年生を対象に定員を超えて受け入れる特例措置をとっているため、
実質的に利用できない児童数は、83人です。


昨年度42クラス(うち14民間クラブ)の増設を行い、保留者は148人減りました。
今後、基準通りの定員40人と面積1,65㎡を行うためには、現在238クラスを300近くに増やさないといけないとしています。
まだまだ増設していかなくてはなりません。


問題は、増設はしたけれど、相変わらず、指導員の確保が大変です。
募集しても応募が減り、今年25人欠員のため、臨時職員で対応していると報告されました。

勤務時間が、土日あり、夕方6時半までと女性にとって働きにくい勤務形態です。
それでも、給与が良ければ違うのでしょうが、身分は嘱託です。

夏休みは、朝から受け入れるため、大量の臨時職員が必要です。
欠員補充で先食いしていると確保が大変になると指導員さんに聞きました。


保育の待機児童問題と同じように指導員の処遇改善が待ったなしです。