大破したオスプレイの墜落事故がなぜ、「不時着」なのでしょうか!


これがどうして不時着なんでしょうか。

機体は、大破しています。
二人が負傷したといいますが、それくらいでよく済んだといえます。

なんと、在沖米軍トップが「不時着に感謝しろ」と発言したそうです。
どこまで、上から目線なんでしょうか!


                        (写真 森住卓さんより)
墜落場所は、名護市の沖と報道されていましたが、浜辺の近くでした。
また、事故は午后10時すぎに起きたといいます。
こんな時間の飛行訓練は、禁止されているはずですが、まともに守る気はないようです。


かねてから安全性が危惧されてきたオスプレイは、普天間基地に24機配備されています。
沖縄県では、オスプレイ配備反対の10万人集会も開かれています。
今回の事故でさらに、不安の声が口々に上がりました。
熊本地震で物資運搬に貢献してくれたのに、こんな危険な軍用機だったとは」
という若い人の声も紹介されていました。

また、同じ夜、普天間基地に「不時着」した別のオスプレイの事故も報道されています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161214/k10010806661000.html


しかし、今や沖縄だけの問題ではありません。


                     新聞赤旗より
お隣の山口県岩国基地に移駐され、訓練空域は全国にまたがっています。

2017年以降、首都東京の横田基地に配備される計画が明らかになりました。

自衛隊も購入予定で、佐賀空港に配備するとしています。

防衛庁は、安全性が確認されるまで飛行停止を求めるとしていますが、当然です。
日本政府が、本当に毅然とした態度が貫けるのなら、オスプレイの飛行再開は、永遠にやってこないでしょう。