議会閉会中の建設委員会が開催されました。

新年度、初めての市議会建設委員会が開かれました。
都市整備局長、整備担当局長、道路局長の三人とも新しい顔ぶれとなりました。
報告事項は、2020年全国都市緑化フエアの開催について、可部亀山地区の地域交通の実験運航について報告がありました。

県内市町と県と市が主催となり、実行委員会形式で開催するとし、広島市での開催は2回目になります。
前回開催したときは、30億円を超える予算でしたが、3分の一に減らし簡素なものにしたいと聞いています。
また、メイン会場は、中央公園の予定です。
サッカースタジアムの候補地となっていますが、自由広場に建設の予定であり、フエアに影響はないと答弁しました。

また、今回報告のあった可部亀山地区の生活交通試験運転は、今年度2地区目です。これまで、4地区が本格実施しています。地元の熱意と行政の支援が車の両輪として、地域の交通弱者の足を確保する取り組みです。

これまで、40地域以上から問い合わせがあったといいますが、実際に運行を始めたのは、6地区です。
生活交通がほしいが、事業化できない地域が、ほとんどです。

すべてが赤字です。
赤字部分について、試験運行は全額市が負担(2017年度534万円・2地区)します。
本格運行での赤字は、半分を国が、地元と市が1/4もちます。(2017年度290万円)
赤字の平均地元負担は、年間約70万円となります。
市は、適切な負担だと答弁しましたが、地元は、毎年どのようにねん出されているのでしょうか。
その見込みがないと生活交通運行へ名乗りを上げられませんね。地元負担の軽減も課題ではないでしょうか。



さて、同じ時間に行われた文教委員会は、4月から佐伯区の18校の給食を委託した広島アグリフーズサービスでミスが続出している問題の報告がありました。

現場に配置されている市の栄養士が、点検を行うといいますが、本来の仕事を置いておいてできるはずはありません。

市も業者も立派な工場だから大丈夫、だれでもできると高をくくっていたのではないでしょうか。
委員から猛省すべきと発言が相次いだようです。