でたらめな契約で進めるトンネル工事は止めるべきです!

 日本共産党市会議員団は、8日、高速5号線を考える会のみなさんと一緒に、杜撰な契約が発覚した工事の中止を求める申し入れを県・市・公社に行いました。
 
市が、真相解明に乗り出すべき!
 市は、増額の見積もり金額も企業秘密として明らかにせず、経緯も調査中とする中、中国新聞が経緯を報じしました。市に記事について確認したところ間違いないと答えました。

公社は、2016年2月と4月に、内部工事を含めた金額の見積書をJVからもらっていましたが、3回目の見積書で、JVは、内部工事を除いた工事費200億円を示したといいます。
この時、なぜ、JVは、見積もりの内容と金額を変更したのでしょうか。公社からすれば、当然、JVに対して本当に200億円でできるのかと確認して契約するはずではありませんか。
その経緯が不明のままでは、工事費の増額は、最初から計画的ではないかという疑いを生じさせます。
こうした疑念に対して市は、公社の出資者として、また事業全体の責任者として積極的に真相を解明すべきです。


でたらめな契約の工事は中断を!
市は、この7月に公社から杜撰な契約の報告を受けながら、9月からトンネル工事を着工させ、工事開始後の公表を容認しました。杜撰な契約を知りながら、工事を黙認するとは、議会や市民を愚弄するものです。
現行の200億円を上回るトンネル工事の増額部分は、さらなる県や市の税金(借り入れ・出資金)投入を見込んでいるのですから、市民に原因と経過を説明する責任を果たすべきです。

真相解明までは工事を中断すべきではありませんか。