10月からたばこ値上げ  秋風が身にしみる?

10月1日からサラリーマンの特に男性の方には、秋風が身にしみる事態が待っています。
社会保険料率が、15、4が16%にあがります。
さらに、たばこ税の値上げでマイルドセブンは、300円から410円に値上げされます。
禁煙のチャンスになるのは、結構なことだと思いますが、喫煙の是非はともかくとして、月づきおこずかいが減る事態であることは間違いありません。

そうでなくても
民間企業に勤める人が2009年の1年間に得た平均給与は、前年比23万7000円減(同5.5%減)の406万円となったことが28日、国税庁のまとめで分かった。統計を取り始めた1949年以降で、過去最大の減少幅を記録した08年(7万6000円減、1.7%減)を大幅に上回った。
唯一、最低賃金が17円あがり、730円。しかし、公約の1000円まで程遠い額です。

「景気・雇用をなんとかしてほしい」本当に切実な願いですが、日銀の白川総裁でさえ、大企業は、おかねが余って仕方ない状態といいます。
それなのに政府の「成長戦略」では、法人税減税で大企業を応援して、消費税増税で家計に痛みを押し付けるとしています。これでは、自民党と同じといわれてもしかたありません。私たちのくらしも良くなりません。

働く人を正社員にする、パートの最低賃金を引き上げる、中小業者への正当な単価を保障させる、こうしてお金を国内に回すことで、景気が良くなるのではないでしょうか。