2020年オリンピック基本計画市民説明会に行ってきました
家々の間からキンモクセイの香りがします。
秋の景色です。
さて、小雨が降っているにもかかわらず、中区の市民説明会は大会議室いっぱいの参加者でした。
「もっとオリンピック参加者に核廃絶をアピールしてほしい」
「アストラム延伸などの基盤整備をしたら」
という賛成かなという声もありました。
計画に疑問を呈する立場からは
「核兵器廃絶を掲げないといけないのか」
「財政計画がずさん!裏付けがない」
「県内のスポーツ関係者が聞いていないといっている。そんなことでどうするのか」
「赤字になったらどうするのか」
という質問が投げかけられました。
また、「市長は、アジア大会のしりぬぐいをしていると前市政を批判してきたのに、その施設を使いまた同じことをしようとしているのはおかしい」と秋葉批判の発言も。
これに対して市の担当者は、ソツなく答えていました。
基本計画は、そもそも現実的なのか?
私も招致予算や施設設備・移動手段の整備が求められ、当初予算の何倍にも膨れ上がった他都市のようになることを懸念してきいます。
しかし、IOCに聞いて計画案を作ったと答弁するので、それ以上、確かめようもありません。
それにしても、市民合意をもとめるのなら、急いで地元の競技団体や経済界に説明に行くべきではないでしょうか。