「医療ツーリズム」  国をあげて医療の国際化・産業化すすめる!?  〜クローズアップ現代〜

〜外国人患者を獲得せよ〜

サウジアラビアからの視察団が、日本の病院を訪れ、高度な医療機器や技術に満足そうな顔をしている様子が映し出されました。国際化の先進地といわれるタイでは5つ星ホテルと見間違えるような病院に白人男性が、横たわり治療を受けて「満足」と答えていました。
高度な医療を求める富裕な外国人を呼び込み、医療を産業として国が奨励しようというものです。

驚いたことに、日本でも、この医療ツーリズムが菅首相の「新成長戦略」に盛り込まれているといいます。

200万人という外国人を受け入れているタイでは、莫大な外貨を獲得しているはずなのに、公立病院には予算が十分でなく15年前のレントゲン撮影機が、きれいに映らないと技師が嘆いていました。
給与格差が2倍ある地方や公立病院を嫌い深刻な医師不足に陥っているといいます。
卒後3年以内の幼さが残る若い医師が、不安そうな顔をして診察にあたっている表情が印象的でした。

解説者も今でさえ医師不足医療崩壊が生じている中、この医療ツーリズムが導入されたら世界が注目する「国民皆保険」が崩されていくと警鐘をならし、日本医師会も「お金持ちしか病院にかかれなくなる」と反対の立場を示しました。

差額ベットなど保険外の範囲がどんどん拡大されて「等しく医療を受ける権利」が侵害されてきています。
お年寄りを差別する「後期高齢者医療制度」はその最たるものですね。



国民健康保険制度をめぐっては深刻です。
高すぎる国保料が払えず保険証を取り上げられ受診が遅れ手遅れになるという人が続出しています。

広島でも3000人の方が、取り上げられていました。
その保険証の取り上げをやめるよう迫り実現させたのが、共産党広島市議団です。

住民の命を守り抜くこの実績を示して、かけがえのない議席を何としても!!

ですね!!


琉球新報より  「県内移設葬り去る」 伊波陣営が総決起大会2010年11月8日
 11日告示、28日投開票の県知事選挙に無所属で立候補を予定する前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=社民、共産、社大推薦=の陣営は7日、県立武道館で総決起大会を開き、県政奪還へ気勢を上げた。伊波氏は「県知事選を勝利して県内移設に反対する県政を実現し、12年続いた県内移設問題を終わらせ、葬り去る」と訴えた。