共産党の事務所にお客さま

訪問から事務所に帰ると、地区委員長が
「障害者の男性が、お父さんに付き添われて党に入りたいと来られている」
と私を呼びます。

1階に下りてみると
70代のお父さんと40代の男性が、おられました。
息子さんは、病気による中途障害で言語も不自由ということでお父さんが説明されました。

息子さんが、赤旗手帳がほしいというので党中央から取り寄せたり、共産党に電話をしてほしいといわれたとのこと。
いろいろお聞きしましたが、結局は、入党を希望しているというのは、お父さんの勘違いのようでした。

それでも、家に閉じこもっている息子が、一緒にひさしぶりに外出してくれたと喜んで帰られました。

お二人の後ろ姿を見送りながら
息子さんの前向きの変化を願って共産党を訪ねてこられたお父さんの気持ちを考えると涙が出そうでした。