週末のこと。

17日、管首相が、日米合意の実施のため県民に理解を求めるとして沖縄に行きましたね。
辺野古がベター」という首相に
「どれもバッド」と知事の返答。
テレビに映し出された沿道から「撤回せよ」とのプラカードを掲げ、首相を待ち受けた県民の姿は、圧巻でした。


「国内移設はない。県外・国外だ」と主張し、現知事を猛追した伊波さんを押し上げた県民の力の大きさを改めて実感しました。
「もう、あともどりはできない」
これが、県民の総意。
首相が説得すべきは、米政府です。

それにしても、沖縄訪問と県民の抗議行動をテレビで放映しながら、
一方で、基地での就職を希望している若者が映し出されました。
全国一の失業率の中、あたかも若い世代は、基地に反対していない、年配者が反対していると描き出していました。

基地経済への依存は、年々低下し、
基地があるゆえ産業振興が進まず、高い失業率を生んでいることには触れずじまいでした。

沖縄と東京キー局の沖縄問題への温度差について考えさせられました。