えっ、思いやり予算で米軍の学校にはエアコン完備!?

驚きました。
赤嶺衆議院議員防衛省から取り寄せた資料によりますと、米軍関係の学校34校100%エアコンが整備されているといいます。思いやり予算で実現しているといいます。
(青森の三沢基地は寒冷地なので必要ない)
広島市でも中区で昨年より吉島小2校に整備されたにすぎません。


この思いやり予算の確保を巡っては、日本を元気にする特別枠という予算枠をもうけ、選ばれれば予算がつくという仕組みで政策コンテストというのにかけられました。
その結果、思いやり予算は、Aランクの評価でした。ちなみに国民が望んでいる少人数学級はBランクですからどちらが優先順位が上なのかあきらかではないでしょうか。




 さて、広島でも熱中症で子どもたちが病院に救急車で運ばれる事態が相次ぎ、日本共産党は市の施設でエアコンないところはないと議会で取り上げ、ついに昨年よりエアコンが設置されました。
教育委員会に対していったい教室の温度は何度なのか調べたのかと迫りました。
この質問に教育委員会がうごき、調査をおこない30度を超えている学校衛生環境基準が守られていない実態があきらかとなり、ついにエアコン設置が実現しました。

しかし、計画では、耐震補強工事と一緒に行うというもので2020年までかかるといいます。10年も待てません。

国の補助を大幅に増額するように求めていかなければなりません。
子どもの命と健康にかかわる問題です。

米軍へ思いやり予算が1882億です。米軍より日本の子どもたちに思いやりを示してほしい!
今の政治が、誰に向いて行われているかよくわかります。