原発作業員被ばく

労働安全衛生法などで、作業員らが緊急作業時に皮膚に受けていいとされる放射線の限度量(1シーベルト)の2〜6倍に当たる。今回の原発事故で1シーベルト以上の高線量の被曝は初めて。 (朝日)


福島原発の3号機の復旧作業中の作業員が、3名が被ばくという心配したことが現実になりました。
報道によれば2人は、長靴ではない靴をはいていたため、くるぶしまで高濃度の放射線が検出された水の中につかり40分作業を行っていたといいます。
放射線測定器が鳴り続けたが、誤作動と思い無視したと信じられない話もあります。


作業員は、協力会社という名の下請け孫請け企業でしょう。
直接の社員ではないならとりわけ、ていねいに安全衛生教育が事前になされなくてはいけません。

「次に仕事が来ないと困るから」
危険な仕事でも断れない構図があります。


原発の危機脱出が最優先とはいえ、命を危険から守る努力をしないなど許されません。