大阪府議会で、議会の議論もなく「議員定数削減」が可決しました。

考えさせるのは、議会と首長の在り方です。
ともに選挙で選ばれますが、首長には行政執行に強力な権限が与えられています。
議会は、少数意見なども含め民意を広く行政に反映させる役割が求められます。
首長は、あくまでも議会に対して耳をかたむける謙虚さが求められるのではないでしょうか。
首長与党をつくって多数をえてすいすい議案を通していく、これでは議会の必要性はない、独裁政治と批判されるのも当然です。

いま、日本の政治・経済の閉塞感を打ち破ってほしいという願いは切実です。それなのに国会は、震災復興への展望ない自民・民主の党利党略の内閣不信任案劇に明け暮れています。その中でスピード感をもとめるあまり、強力な指導者が支持される傾向があります。

「政治をかえる」方法は?
選挙で議席を獲得することと議会の外で要求実現の住民運動が結びついていくことだと思います。
首長だけに頼るのではない本当の民主的な政治は、住民の合意を形成するてまひまひまがかかり、面倒くさいものではないでしょうか。
政治家1年生。ただいま、政治と格闘中です!