「黒い雨」の1万人を超えるデータが放影研に


放影研へデータの公表をもとめる要望書提出。

広島市放影研へデータの公表をもとめよという要望書を提出。

1970年代、放影研の職員である山田氏がアメリカの研究者と共同で発表したオークリッジ論文を長崎のお医者さんが発見しました。
放影研のデータをもとに作成されています。
黒い雨を浴びたとこたえた被爆者に顕著な健康被害が見られるというものです。
どこであびたのかなどデータの解析ができれば、黒い雨について国の見解を覆すものになる可能性があります。
かって、設置されていた黒い雨の被害を検討する委員会に座長以下3人の放影研の職員が、入っていたといいます。
黒い雨を浴びたという被爆者のデータがあったのなら、なぜださなかったのか、疑念が残ります。
貴重なデータは、被ばく者のためにそして、二度と被ばく者を生まないためにこそ使われるべきです。