介護保険料大幅値上げ案説明。「人にやさしい」特別委員会開催

クリスマスを前に、高齢者の方には、関係ないよと言われそうですが、ありがたくないプレゼントのおしつけの話ばかりです。

70歳以上のパスピー削減(交通費助成)の案が出たばかりですが、今度は、65歳以上の方の介護保険料の大幅値上げの案です。
もともと、介護保険制度が導入されて国の負担割合が半分になり、被保険者に負担を押し付ける制度になりました。
高齢者が増えて介護サ−ビスが増大すれば、介護保険料も増える仕組みです。
来年度からの第五期の介護保険事業計画では、軽度者を介護保険サービスから外す総合事業は見送られましたが、平均で月額740円の値上げになります。

広島県介護保険安定化基金介護保険事業が赤字になった際に市町へ貸し出す)50億をもっと吐き出せ(1億円余りしか繰り入れていない)と要求することと介護保険準備基金(保険料の繰越金)の取り崩しで値上げを抑えよと要求しました。

午前中、虐待対策と子どもの遊び場などについて当局より説明があり、委員の質問も相次ぎ、高齢者施策推進計画は、午後になりました。
高齢者にとって切実な生活や介護の問題ですが、委員の欠席が目立ちました。やれやれ。