子ども子育て新システム反対!自治体政策セミナー2日目


昨日は、法政大学五十嵐先生(労働、政治学)の民主党政権の混迷と政治の劣化について、講演がありました。二大政党制をすすめた政治改革は、「リフォーム(改革)詐欺だ」と痛快に語られました。
小選挙区制の害悪が、政治の劣化を招いたと民意を反映させる選挙制度への転換をと強調されました。
今、言われる比例80削減は、消費税反対の民意を切り捨てるものと批判。その通りですね。
続いて、NPO法人による生活困窮者支援活動の報告がありました。無認可障害者作業所運動にあい通じるものを感じました。公的責任について、考えされました。

今日は、今国会へ出されようとしている保育の新システムの分科会に参加します。
村山祐一帝京大学教授は、新システムには、親の就労促進だけで考えられている、子どもの発達保障の観点、児童福祉法の思想が欠落している最悪の施策と断じられました。そして、虐待など保護が必要な児童福祉法対象の子どもとそれ以外は、新システム法対象の子どもとに分けられるといいます。その中でも、介護保険下の状況をみれば、貧困ビジネスに食い物にされる危険性も指摘されました。
子どもの保育に市場原理と格差を持ち込む新システムは、絶対だめです!
仙台市議のふるくぼさんと隣り合わせになりました。学童保育の有料化が、提案されていると報告されました。新システムで有料化の方向性が、打ち出されているようです。家で留守番を子どもに強いるようになると指摘。問題ですね!