「自分の国でやれないことは、日本でもダメです」〜米軍機による低空飛行訓練〜

今日は、ヘリコプター騒音被害をかかえる東京の東大和市から3人の市議さんが、県北での米軍機低空飛行問題への取り組みについて視察にこられ、辻県議の報告を聞きました。
中国山地岩国基地所属の米軍機の飛行訓練ルート(通称ブラウンルート)があり、山間の小学校や民家の上を超低空での飛行訓練を繰り返してきました。自治体ぐるみで目撃情報を集め、広島県も国に中止を申し入れてきました。
志位委員長が、米軍機には、航空法が適用されない中、「これでは、植民地ではないか」という国会質問で、1999年「日米合意」というルールが決められました。「在日米軍は、低空飛行訓練が日本の地元住民に与える影響を最小限にする」としています。

            しんぶん赤旗より
昨年3月は、岡山の津山市で爆音により、土蔵が壊れました。
(1月31日、ようやく広島防衛局が「補償します」といってきたそうです。)
また、12月には、三次市の作木小学校の上空を飛び、児童が恐怖でおびえたと報告されています。
今日、わが党の調査団が、記者会見で上空200メートル前後のところを飛んだとの調査結果を報告しました。

県北の村や町であった地域は、平成の合併で、学校やJA支所の統廃合などで、ますます過疎に拍車がかかっています。その上を無人の地のごとく傍若無人に飛行するなんて許せません。
これからも、オール広島・オール中国の問題として、アメリカにモノがいえない国に断固とした対応をもとめていきます!

この問題で現地視察をおこなった石村智子中国ブロック比例候補のビデオレターです。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=-VzLkm_x9f4