予算特別委員会終わる

連日、委員会の終了時間が、午後7時ごろになりましたが、今日で終了です。
今週は、出番がなく、すわって聞いているのも少々疲れました。
(理事者や議会事務局に申し訳ないですね。)
それにしても、議員の出席率は悪すぎます。3時には、55人中30数名になり、5時を過ぎると半分くらいになります。
「65歳以上からも市の施設利用料をとれ」
学童保育が無料なのは、広島だけだ」
「市立病院も独立法人化に」
「河川もハローワークも国から権限移譲せよ」
西風新都の開発を」
「広島駅北口には、重粒子線ガン治療施設を」
「平和がつけば、なんでも通ると思うのか」
「禁煙ファッショだ」
武道場をつくれ」
今、ざっと覚えているだけでもこれだけ、実に、様々な意見がだされました。市が今後やろうとしていることの旗振り役かという印象の質問もたくさんありました。
国が、国と地方のかたちを大きく変えようとする中、市の権限にかかわる質問もありました。

地域主権」、「地方分権」それぞれ民主党自民党がつけた名前は違いますが、中味は同じといわれます。
国は、外交・防衛に専念。
県は、2重行政で無駄が多い。だから、県域をとぱらって道州制にして道路・港湾など産業基盤整備をうけもつ。市町は、合併で大きな基礎自治体にして、教育・福祉・医療をになう。
しかし、「新しい公共」という名でNPOや株式会社にこれらの仕事をゆだね、自治体は、事業遂行ではなく、政策遂行の役目を果たす。
新しい公共」は、今日の市長の発言にも出てきました。
これは、鳩山元首相が唱えましたが、自民党時代も「新しい公共空間の戦略本部」とし自治体を位置付けています。
右肩上がりの時代は終わった、いかに効率のいい無駄のない行政運営をしていくかという問いかけからは、企画部門だけとなった自治体と究極の構造改革と言われる道州制が見え隠れします。
グローバル化した大企業の税金も社会保険料も少なければ少ないほどいいというあくなき野望の反映です。

さて、討論ではどう反論するか思案中です。