厚生分科会終わる


4人の委員と一人の委員外委員の質問で、今、終わりました。
最大会派(21名)は、誰一人行わずじまいです。
私は、公立ふくしま第二保育園の廃園問題を取り上げました。

 地域の要望として、20年前から、ふくしま第二保育園は、食肉市場あと地に、移設することが合意されていました。1992年には、その実施設計費が当初予算に計上されました。しかし、化製場が残ることになって、計画全体が凍結されてきたという経緯があります。2006年化成場が移転したという経緯があります。
突然、2012年2月、ふくしま第二保育園は廃園するという説明が保護者になされました。騒音問題で、保育園が入っている市営住宅の要望で出ていかなくてはいけないというものです。食肉市場跡地には、民間園を新設する、そちらにかわってほしいと、保護者に説明をしました。
①突然の方針策定に、疑念がないか。関係者への十分説明を尽くし、合意をとって進めてきたのか。公正な行政を進めるうえで重要です。
一部の団体の意向が、地域の総意だという広島市の態度が、妥当なのか問いました。

→最初、市営住宅への説明が不十分だったと認めました。他の地域団体の声は聞かないという態度はとらないと答弁しました。
 疑念がもたれるやり方は、すべきでないともとめました。

②新園は、民間園という方針は、民間活力の導入だといいます。耐震化が遅れ、老朽化が進んでいる保育園は、廃園にして民間園を新設するという手法をとるのか。

→今回が特別な事例で、他の公立園に広げることはしない。
 公立保育園建て替えは、4億円必要。公立は建て替えないという方針ではないと答弁しました。  

子どものためにお金が使いたくないのか。ふくしま第二保育園の公立としての建て替えをもとめました。