相次ぐ、子どもが犠牲になる事件

祖父が、孫娘を
また、別の事件は、障害のある孫を手にかけたという。

相次ぐ、家族それも祖父による殺人。
孫と言えば、目に入れても痛くないほど、かわいい。
その孫を手にかけるのだから、想像しがたい深刻な背景があったと思われる。
どちらも、孫の親はひとり親らしいから、祖父でありながら、親代わりをしなくてはいけない事情もあったのだろうか。
一人は、商売がうまくいかず、廃業したというから、生活苦から将来を悲観したというのかもしれない。
障害を抱えた子どもさんだったというから、育てにくさがあったのだろうか。思春期のむずかしい年頃への対応ができなかったのだろうか。

「自分でなんとかしなさい。家族に頼りなさい。それができなければ、仕方がない、税金で世話になる自覚をもってくださいよ」
こんな声が聞こえてくる。
自助・共助を活用して、最後に公助・・・。
こんな世に中だから、家族が無理して、そして、煮詰まっていった最悪の結末を招いたのではないだろうか。
事件の詳細はわからないけれど、どこで起きても不思議はない。
いつも弱いところへしわ寄せがくるのは、共通している。やりきれない・・・。