12月議会厚生委員会 遺児福祉手当反対討論

●遺児福祉手当条例廃止に反対します
「わずかな手当でも学資保険の足しになります。せめて、友達がはいている流行の靴を履かせてやりたい」という遺児を育てているおばあちゃんのねがいを聞いてもらえないのでしょうか。あたたかい血が通った行政といえません。
 子どもの貧困対策が世界の先進国で遅れている中で、遺児の支援を厚くしないといけないというときに、広島市が、廃止するのか理解できません。親を亡くした、ひとり親だというのは、子どもには何の責任もないことです。
どの子も希望や夢をかなえてやれる社会にしていくのが、大人の責任です。
大人が責任を果たして、この広島で生まれてよかったと郷土への誇りを持てる子にしようではありませんか。
クリスマスを前に親を亡くした子どもたちへのプレゼントが、この手当削減だなど、到底容認できません。